Automation Anywhere A2019 004 Webから為替情報の取得

Automation Anywhere(A2019) RPA

Automation Anywhere A2019 004 Webから為替情報の取得

読者のみなさま!こんにちは!!Apachanです。
前回はAutomation Anywhere Community Editionでメッセージボックスを表示するBotを作成しました。
指定したメッセージを表示させるだけのBotですが、このひとつの動きが大きな一歩になります。
今回はメッセージボックスを表示するだけではなく、Webから特定の情報取得を行いたいと思います。

目次
・Webから為替情報の取得
1.事前準備
2.アクション選択
3.詳細設定(レコーダー: キャプチャ)
4.詳細設定(データテーブル: ファイルに書き込む)
5.実行結果
・まとめ

・Webから為替情報の取得

1.事前準備

・作成するBot
Webから為替情報の取得してデスクトップ上のテキストファイルに保存します。
ブラウザはGoogle Chromeを利用、為替情報は以下サイトより取得します。

※ みんなのFX リアルタイム為替レート
https://min-fx.jp/market/rate/

・新規Bot作成
前回までの解説を参考にBotを新規で作成してください。
前回に3パターンの作成開始方法があることを解説しました。
いずれの方法でも以下ダイアログボックスが起動します。
適当な内容を入力して次に進みましょう。

新規Bot作成画面

以下のようなBot編集画面に遷移すれば準備OKとなります。

Bot編集画面

・変数設定
Webから取得した情報を一時的に格納するための変数を作成します。
下図のように「変数」をクリックすると変数を作成することが可能な「+」アイコンが表示されます。
こちらをクリックしてください。

変数作成

変数の詳細設定が可能なダイアログボックスが起動します。
実務で利用する前提であれば、変数の名前にはどういうものが格納される予測しやすいものが良いといわれています。
「sample」「test」などの変数をたびたび見かけますが、実務では絶対にやらないようにしましょう。
変数のタイプについては、今回Webより表形式の情報を取得しますので「テーブル」を選択してください。
入力が終わったら、ダイアログボックスの右上「作成」ボタンを押下してください。

変数詳細設定

・情報取得サイトを別ウィンドウで起動
為替情報を取得するWebサイトをControl Roomを開いているウィンドウとは別で起動してください。
Google Chromeが合わせて2つのウィンドウとなるイメージとなります。

情報取得サイトを別ウィンドウとして起動

・(書き込み用)テキストファイル準備
最終的に情報を書き込むテキストファイルをデスクトップ上に準備します。
名称は何でも構いません。「test.txt」としておきます。

取得情報書き込み用ファイル

2.アクション選択

今回選択するアクションは以下2点となります。
ドラッグ&ドロップで利用するアクションを開始終了の間に配置してください。
①→②の順番となるように気を付けてください。

① レコーダー(キャプチャ) ・・・ Webから情報を取得して変数に保存
② データテーブル(ファイルに書き込む) ・・・ 変数からファイルに情報の書き込み

アクションの配置

以下のように各アクションのアイコンが反映すればOKです。
順番に相違がないか気を付けてください。

アクションの反映

3.詳細設定(レコーダー: キャプチャ)

「レコーダー: キャプチャ」アクションの詳細を設定していきます。
このアクションは、ウィンドウを指定して情報を取得することができます。
下図の青点線内のレコーダーアイコンをクリックすると、画面右側に対象アクションの詳細パネルが表示されます。
①~③を参考に、ウィンドウ、リフレッシュの順に選択して、情報取得対象のWebサイトのウィンドウを選択してください。
※ リフレッシュしないと、(事前準備で起動した情報取得対象の)Webサイトが反映しないことがあります。

レコーダー(キャプション)の詳細設定方法(前半)

オブジェクト(情報取得対象)を選択する画面に遷移しますので、情報取得対象の表形式の情報にマウスオーバーしてください。
情報がうまく認識されると赤枠で表示されるので、クリックして操作を完了してください。

オブジェクトのキャプチャ

上記操作が正常に完了すると以下のような表示となります。
まだ設定が残っているので下方向へスクロールしてください。

レコーダー(キャプション)の詳細設定方法(前半)の設定反映イメージ

アクション詳細パネルの最下部の下図①~③の操作を実行してください。
今回は表形式のデータを取得するので、①の「テーブルを取得」を選択してください。
②の「バックグランドで実行」にはチェックを入れてないでください。
画面を占有されないメリットはあるのですが、エラーが発生することがたびたびあります。
取得情報は変数に格納したいので③では事前準備で作成した変数を選択してください。

レコーダー(キャプション)の詳細設定方法(後半)

4.詳細設定(データテーブル: ファイルに書き込む)

「テーブルデータ: ファイル」アクションの詳細を設定していきます。
このアクションでは「3.詳細設定(レコーダー: キャプチャ)」にてWeb情報を格納した変数よりファイルに書き込む処理を設定します。
下図を参考に、①には情報を格納した変数を選択、②では事前準備でデスクトップ上に作成したテキストファイルを設定してください。
③は今回の操作ではどちらでも構いませんが、ファイルがない場合も処理が完了するようにチェックを入れておきます。

レコーダー(キャプション)の詳細設定方法(後半)

設定が完了すると以下のように反映します。画面右上より保存を押下してください。

変数から情報のファイルへの書き込み方法の反映結果

5.実行結果

Bot編集ができましたら、早速Botを実行してみましょう。
画面右上の「実行」ボタンを押下してください。

Bot実行

以下のように成功のダイアログボックスが起動すればOKです。

処理成功

デスクトップ上のテキストファイルの中身が以下のように為替情報が書き込まれていれば処理成功です。

取得情報

まとめ

今回は少し実務でも利用できそうなWebから情報を取得するBotを作成しました。
前回より少し細かい操作になりましたが、基本的にはアクションを選択して、詳細設定をしてつなげていくことが基本となります。
アクションが多く複雑に見えるかも知れませんが、まずは基本的な流れを押さえておきましょう。
次回はWebから取得可能な情報について深堀りしていきたいと思います。

Apachan

約10年間の代理店営業を経験した後にITに興味を持ちプログラミングを習得。営業で培ったコミュニケーション力を活かしつつ...業務現場からボトルネックとなる問題点を発見して、ITを活用した改善に日々取り組み中。
RPAに限らず、SaaSやGAS, VBA活用など環境にあった改善を心がけています。個人的にGASが好きです。
お気軽にご相談ください。

関連記事