こんにちは!!Apachanです。
今回は前回インストールしたUiPath StudioXを使ってシナリオを作成してみます。
シナリオ作成前にUiPath AcademyにてStudioXの使い方も確認したいと思います。
目次
1.UiPath Academy
– UiPath Academyとは
– アカウント登録
– 日本語UIに変更
– 学習コンテンツの進め方
2.シナリオを作る
– StudioXの起動
– StudioXのUI
– シナリオ作成
– おまけ IMEオード切り替え通知の対処法
3.まとめ
UiPath Academy
・UiPath Academyとは
UiPath AcademyはUiPath社が提供する無償でRPAを学習できるオンライン学習サービスです。
今回学習をするStudioX以外にも多数のコンテンツが用意されているため、興味のある方は調べてみてください。
・アカウント登録
早速UiPath Academyに登録してみます。
以下URLにアクセスして右上のボタンを押下してください。

各自のログイン方法を選択して、同意事項にチェックを入れて確認ボタンを押下してください。
私は前回Google認証で登録しましたので「Googleで続行」を選択します。
・日本語UIに変更
初回ログイン時は、アカウント設定画面に遷移しますので日本語を希望の方は下図参考に該当箇所を変更してください。
日本語のUIに変更されました。
・学習コンテンツの進め方
トップ画面から少し下にスクロールすると「UiPath StudioX 開発コース」の学習コンテンツがあります。
右下の「学習を始める」を選択して次の画面に進んでください。
※ StudioX以外にも多数のコンテンツがありますので興味があれば調べてみてください。
以下手順を参考にStudioXの学習コンテンツを始めてください。
学習コンテンツは基本的に下スクロールで読み進めて行きます。
コンテンツが終了した場合は、画面右上の「次へ」を選択して次のコンテンツへ移動します。
学習コンテンツを一通り確認した後のミニテストに合格すると修了証明書が発行されます。
シナリオを作る
・StudioXの起動
それではUiPath StudioXを起動します。
Studioが起動される方は前回ブログを参考にプロファイルをStudio Xの方へ変更してください。
StudioXを起動させたら以下手順を参考に新規プロジェクトの空のタスクを選択してください。
ダイアログボックスが立ち上がるので、プロセス名を適当に入力して作成ボタンを押下してください。
・StudioXのUI
基本的にはアクティビティパネルからカードやアクションをデザイナーパネルに並べてシナリオを作成していきます。
操作手順は以下の通りとなります。
① アクティビティパネルからカードを選択してデザイナーパネルにドラッグ&ドラッグ
② カードの詳細情報を入力
③ (設定したカードに対応する)アクションを選択して、同じくデザイナーパネルにドラッグアンドドラッグ
④ アクションの詳細情報を入力
→カードによって選択可能なアクションがあるため、左の操作対象アプリを選択してからカードやアクションを選択すると確実です。
※ Studioに比べてカードに相当する対応アプリが少ないのが注意点となります。
・シナリオ作成
次回以降のブログで詳細な設定方法は解説していきますので、今回は作成や実行イメージ中心の流れを紹介させてください。
かんたんなサンプルということでみんかぶFXから為替レート一覧を取得します。

毎回Webサイトにみにいくのも面倒なので、定期的に内容をローカルに保存するようなシナリオは需要があるかも知れません。
為替レート取得のシナリオ作成

・シナリオ実行
作成したシナリオを実行します。
為替レート取得のシナリオ実行

・おまけ IMEオード切り替え通知の対処法
取得した為替レートの画像右上に邪魔な画像が毎回入ってくるためこちらの対処を考えます。
ブラウザなどのアプリ画面を切り替える際に発生するWindows 10特有の設定ですね。
こちらを解消する方法は主に2つあります。
(1) シナリオに待機ボックスを配置してスクリーンショット前に数秒の待ちを入れます。
(2) Windows 10の設定変更
タスクバーのIMEインジゲーター上で右クリックをすると以下のような手順で変更可能です。
上記いずれかの方法を試せば以下のように邪魔な画像を除去する事が可能です。
(1)のように毎回待機ボックスを配置するのはとても面倒なので、特段問題なければ(2)の方が根本的な解消になるので良いかも知れません。
RPAシナリオを作る際は何でも備え付けられた機能で解決するのではなく、運用や設定に問題があれば根本を断つこと考えて臨機応変に問題解決することが重要です。
まとめ
今回はStudioXの学習方法のひとつとしてUiPath Academyを紹介しました。
早速そこで得た知識をもとにWebサイトから為替レートの情報を取得するかんたんなシナリオを作成してみました。
次回以降は本格的にUiPath StudioXを利用してシナリオを作っていきます。