こんにちは!!Apachanです。
今回は前回の続きということでUiPath Automation Cloudをインストールして利用できる準備を整えたいと思います。
目次
1. 事前チェック
– 動作環境
– 確認方法
2. インストール実行
– アカウント登録
– ダウンロード
– インストール
– StudioとStudioX
3. まとめ
事前チェック
・動作環境
インストール前にUiPathの動作条件は確認します。
ご自身のPCが基準を満たしていない場合は動作上問題があったり、正常に動かないことがあります。
UiPath社のホームページの動作環境の説明があります。
動作環境

いくつか主な点を抜粋します。
・ソフトウェア要件
Windows 7以降(Macは不可)
1024×768未満の解像度はサポート外
IE8以降, Google Chrome 64以降 等
・ハードウェア要件
最小 | 推奨 | |
---|---|---|
CPU | 2 x 1.8GHz 32-bit (x86) | 4 x 2.4GHz 64-bit (x64) |
RAM | 4GB | 8GB |
※ ハードウェア要件に関しては、一般的に推奨以上はあった方がいいと言われています。
・確認方法
以下手順でご自身のPCのCPUやRAMを確認することができます。
コントロールパネル > システムとセイキュリティ > システム ※ Windows 10の場合
CPUは種類、クロック周波数、コア、スレッドなど様々な要因で変わってきます。
以下のCPUの考え方や性能比較表を参考にしてみてください。
※ CPUの考え方

※ CPU性能比較表
インストール実行
以下操作は2020年8月時点の内容となります。
・UiPath Platformの登録
UiPath Platformに登録します。
今回はGmailを所持しているためGoogle認証で登録します。
各自都合の良い方法で登録してください。
※ UiPath Platformのアカウント発行
・ダウンロード
UiPath Platformにログインしてからダウンロードを実行します。
初期表示が英語となっていますが、日本語へ変更することも可能です。
UiPath Platformにログイン
ファイルがとても重いのでネットワークが安定した環境でダウンロードを実施ください。
・インストール
デスクトップ上にダウンロードしたファイルをダブルクリックで実行してください。
ダブルクリックをするとアクティベーション方法の画面が起動します。
StudioとStudioXの切り替えは後からでもできるため、StudioXを選択して進めていきます。
StudioXの画面
Studio XからStudioへ変更する場合は以下のように操作してください。
Studioの画面
・StudioとStudioX
従来品のStudioに対して、StudioXは2020年4月に正式リリースされた新バージョンとなります。
主な違いは下表の通りとなります。一般的にはStudioXの方がより直感的に操作ができるため初心者向けとされています。
したがって、既にStudioの方で使い慣れた方には必要ないものかも知れません。
Studio X | |
---|---|
正式リリース | 2020年4月 |
対象者 | RPA初学者 |
シナリオ作成方法 | カード並べてフロー作成 |
操作難易度 | より直感的でかんたん |
提供機能 | Studioより少ない |
互換性 | Studio X → Studio OK Studio → Studio X NG |
まとめ
今回はUiPath Automation Cloudをダウンロードして利用する準備を整えました。
StudioとStudioXは大きく利用用途が異なるため、使いたいバージョンを起動できるようにしておくと良いと思います。
次回よりUiPathを起動して使い始めていきます。