【初心者向け】Microsoft RPA Power Automate Desktop はじめてのWebレコーダー

Power Automate Desktop RPA

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こんにちは!!Apachanです。
今回はPower Automate DesktopのWebレコーダーを利用した体験レポートをお送りします。
WebレコーダーはこれからPower Automate Desktopを利用し始める方には是非とも知って欲しい機能です
少し本格的な自動化の領域に入ってきますが、マスターすれば日常の自動化のヒントに必ずつながります。

目次
・Webレコーダーとは?
・Webレコーダーの起動
・アクションの記録
・メッセージの表示設定
・Chrome起動の設定変更
・フロー実行
・(おまけ)Power Automate Desktop 2回目起動時のエラーについて
まとめ

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・Webレコーダーとは?

Webレコーダーはユーザーのブラウザ操作を自動で記録してシナリオに落とし込むことができる便利な機能です。
UiPathなどの一般的なRPAであればWebレコーダー機能を搭載したものもありますが、Power Automate Desktopにも搭載されています。
注意点としては、Webレコーダーのみでシナリオが全て完結する訳ではありません
この機能を使ってブラウザ上の操作を記録した後に、シナリオの修正や追加をすると柔軟なフローを作ることができるでしょう。

今回はYahoo!路線情報から出発駅と到着駅を入力して金額を取得、取得した金額はメッセージにて表示するフローを作成します。
上述の通りブラウザ上の操作のみWebレコーダー機能を利用して、取得した金額をメッセージ表示する処理のみ手動追加します。

・Webレコーダーの起動

Power Automate Desktopを起動して以下画面からスタートします。

フロー作成画面

画面上部に地球のようなアイコンがWebレコーダーとなります。こちらをクリックします。

Webレコーダー起動

Webレコーダーをアイコンをクリックすると下図のようなダイアログが表示されます。
このダイアログ上でブラウザの種類や対象ウィンドウを選択します。

Webレコーダー設定①

今回はGoogle Chromeを利用します。また、詳細をクリックするとタブの選択が可能になります。
操作を記録する対象のタブが選択されているかどうか確認してください。
Webレコーダーを利用する際は事前に操作対象のウィンドウを起動しておくのがいいでしょう。
対象のタブが見当たらない場合は、再読み込みボタンを押下してください。

Webレコーダー設定②

「次へ」ボタンを押下すると下図のようなWebレコーダーのダイアログが起動します。

Webレコーダー開始①

「記録の開始」を押下してアクションの記録をスタートします。

Webレコーダー開始②

・アクションの記録

出発駅と到着駅に適当な駅名を入力して「検索」ボタンを押下します。
入力を進めていくとWebレコーダーのダイアログの中にユーザーが操作した内容が記録されていきます。
不要な操作があった場合はゴミ箱アイコン押下で消去が可能です。

アクションの記録①

出発駅と新宿駅の入力が完了したら「検索」ボタンを押下します。

アクションの記録②

画面遷移すると金額が表示されます。
今回はルート1の金額にカーソルを合わせて右クリック、テキスト情報を取得します。
その後に「終了」ボタン押下でアクションの記録を終了します。

アクションの記録③

下図のように画面中央に記録したアクションのリストが並びます。
最後の金額は”innertext”という変数の中に格納されています。

アクションの記録の反映

・メッセージの表示設定

“innertext”という変数に格納した金額をメッセージ表示する処理を作ります。
アクション領域より「メッセージを表示」をコメントの前か後にドラッグ&ドロップしてください。

メッセージの表示設定①

操作が成功すると、下図のように「メッセージを表示」のパラメーターを設定するダイアログが起動します。
メッセージボックスのタイトルに適当なテキストを設定して、表示するメッセージについては{x}をクリックして取得した金額が入っている変数”innertext”を選択してください。

メッセージの表示設定②

選択すると下図のように反映します。設定が終わったら「保存」ボタンを押下してください。

メッセージの表示設定③

・Chrome起動の設定変更

Chrome起動時のウィンドウを最大化するように設定変更します。
「新しいChromeを起動する」にマウスカーソルを合わせると縦3点リーダーアイコンが表示されるのでこちらをクリックします。

Chrome起動の設定変更①

下図のようにメニューが表示されるので「編集」を選択してください。

Chrome起動の設定変更②

下図のように設定を変更する画面が表示されるので、ウィンドウの状態を「最大化」に変更して保存してください。

Chrome起動の設定変更③

・フローの実行

フローが完成したので実行します。画面上部の再生アイコンより実行します。

フローの実行

・(おまけ)Power Automate Desktop 2回目起動時のエラーについて

余談ですが、Power Automate Desktopを2回目に起動を試みた際に発生したエラーを共有します。
Power Automate Desktopを起動しようとすると下図のように「準備しています…」のまま全く進まない事象に陥りました。

PowerAutomateDesktopが起動しない

デスクトップバーのインジゲーター上にPower Automate Desktopが残った状態でしたので、終了させたところ無事に起動することができました。

インジゲーターより操作

まとめ

Webレコーダーを利用した所感としては、率直に使いやすかったです。UIがシンプルなので特に迷うこともなく正確に操作を記録できていました。動作も全く問題なかったので、実際の業務でも十分に使えそうな印象です。
今回は指定した名称で出発駅と到着駅を入力して金額を調べただけですが、更に作り込みを進めるとExcelファイルのリストから動的に出発駅や到着駅を入力して検索、表示された金額はExcelファイルに書き込むような処理も可能になるでしょう。

Apachan

約10年間の代理店営業を経験した後にITに興味を持ちプログラミングを習得。営業で培ったコミュニケーション力を活かしつつ、様々な現場の業務改善に日々奮闘中。
RPAに限らず、SaaSやGAS, VBAなど手段はクライアントの方と考えながら進めます。
RPAやプログラミング関連の書籍も執筆しました。
お仕事のご相談などお気軽にtwitterDMまでご連絡ください。

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