【番外編】RPAボタンを使ってみたら進化していた!レポート

RPA 全般

【番外編】RPA体験レポート

こんにちは!!Apachanです。
今回は「RPAボタン」を体験したレポートをお送りします。

RPAボタンは小栗 英世さんが発明したものであり、今回利用した機器も小栗さんよりお借りしました。

RPAボタンに関して多くの方が初めて耳にする言葉だと思いますので、今回はRPAボタンの概要から設定方法、デモなどを中心に紹介していきます。

目次
1.概要
– RPAボタンとは?
– RPAボタンの歴史
– RPAボタンで出来ること
– RPAボタンの設定方法
2.RPAボタンの設定手順
– ① RPAボタンの接続
– ② シナリオの作成
– ③ シナリオの書き込み
3.RPAボタンの実行
– RPAボタン実行デモ
4.まとめ

概要

RPAボタンとは?

RPAボタンは下図のようなPCと接続する機器です。
事前に機器の各ボタンにPC上で動作するシナリオを組み込んでおくことで様々な動作を自動化することができます。
キーボードをたたかず、ボタンからシナリオを呼び出すことができるのがポイントです。

RPAボタンサンプル

RPA CommunityのYouTubeでも紹介されています。

今回私が利用したRPAボタンは下図のものです。
赤、緑、白と3つのボタンがあるので3通りのシナリオを割り当てることができます。

RPAボタン

また、シナリオ自体は専用ツールを利用することで難しいプログラミング知識がなくとも作成することが可能になります。
業務上細かな変更があっても自分で編集できるのは非常に嬉しいことです。

RPAボタンの歴史

2019年6月に開催された「RPA DIGITAL WORLD TOKYO 2019」の「第一回ワクロボ!」に遡ります。
「ワクロボ!」は、RPAを軸とした業務革新、事業創造にチャレンジする企業・個人の知恵とアイデアの共有の場で、小栗さんが提唱する「ハードRPA」がグランプリに輝きました。
「ハードRPA」はRPAボタンのことを指します。詳細は以下リンクを確認ください。

日本最大級RPAイベント「RPA DIGITAL WORLD TOKYO 2019」は満員御礼 過去最多来場者数6,829人、過去最大59社出展!【レポート】

第一回ワクロボ

RPAボタンで出来ること

現時点ではキーボード操作を組み合わせてシナリオを作成することが可能です。
開発中とのことなので、今後様々な機能が実装される可能性はあります。

RPAボタンの設定方法

RPAボタンの設定方法は下図の3ステップとなります。
RPAボタンの接続、シナリオの作成、シナリオの書き込みと至ってシンプルな流れとなります。

RPAボタンの設定方法-3ステップ-

RPAボタンの設定手順

① RPAボタンの接続

本節では実際にRPAボタンの設定の手順を追っていきます。
まずは機器を接続します。インターフェースにUSBがあれば基本的には問題ありません。

RPAボタンの接続

RPAボタンを接続したら、専用ツールにアクセスします。
専用URLを打ち込むと下図のようなWebが起動します。
※ 現在試作段階のためURLは非公開となります。

RPAボタン設定ツール

画面上部の「RPA接続」ボタンを押下してください。

RPAボタンの接続①

すると下図のようなダイアログが起動します。
RPAボタンの接続が正しく認識されていると、①のように対象デバイスの選択が可能になります。
選択した後に、②の接続ボタンを押下してください。

RPAボタンの接続②

接続に成功すると、「RPA接続」から「ハードRPAへ書き込み」という名称へボタンが変更されます。

RPAボタンの接続③

② シナリオの作成

今回はあらかじめ準備されているLibraryを利用します。
Libraryの「ブラウザーで開く」を選択すると下図のようにある程度できあがったシナリオが表示されます。
小栗さんの会社、YouTube、Instagramの3つWebページが起動するシナリオとなります。

シナリオ作成①ライブラリの利用

下図のように右の領域へドラッグ&ドロップすると利用可能になりまます。

シナリオ作成②ドラッグ&ドロップ

シナリオの起点となるボタンの割当を変更します。
今回は赤から起動したいので、緑から赤へ変更します。

シナリオ作成③割当ボタンの設定

3つ目のInstagramをYahoo! Japanに変更します。
今回のシナリオはこちで確定とします。

シナリオ作成④URL変更

※ シナリオの作成の補足

今回はRPAボタンの動きを確かめる目的が強かったのでLibraryを利用しましたが、左領域よりブロックキットを選択すればシナリオを一から作ることも可能です。
Scratchのように遊び感覚でブロックを組み合わせてシナリオを作成するので専門知識がなくとも利用は可能です。

ブロックキットの組み合わせ

③ シナリオの書き込み

シナリオの作成が完了したら、画面上部の「ハードRPAへ書き込み」を押下してください。

シナリオ書き込み①

インジゲーターの表示が消えれば処理完了となります。

シナリオ書き込み②

RPAボタンの実行

RPAボタン実行デモ

実際に実行した結果のデモ動画となります。正常に処理は完了しまいた!

まとめ

RPAボタンの設定から実行まで試してみましたが、迷うことなくかんたんに利用できました!
何より進化を感じたポイントは、ボタンの割当シナリオを専用ツールからかんたんに変更できたことです!!
業務上シナリオに変更が入ることは多々あるのでセルフで変更できるのはとても嬉しいポイントではないでしょうか。

利用シーンは限定されるものの、工場などで手袋のままボタンを押下できたり、指に不自由がある方の手助けになったりと役に立つシーンは間違いなくあるのではないかと実感しました。

Apachan

約10年間の代理店営業を経験した後にITに興味を持ちプログラミングを習得。営業で培ったコミュニケーション力を活かしつつ、様々な現場の業務改善に日々奮闘中。
RPAに限らず、SaaSやGAS, VBAなど手段はクライアントの方と考えながら進めます。
RPAやプログラミング関連の書籍も執筆しました。
お仕事のご相談などお気軽にtwitterDMまでご連絡ください。

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