インターネット上での価格調査
「毎日楽天サイトの調査の繰り返し・・・」
企業のマーケティング担当者は、自社商品拡販のために、競合他社の売価などチェックする事も多々あると思います。
数あるECサイトの中でも、楽天は日本最大級の規模のECサイトであり、日々多くの商品が売り買いされています。
「特定の情報で検索をかけて、数あるショップの中から最安値や平均売価をチェック」
決まった手順で実施される価格のリサーチ業務はまさにRPA可能な業務と言えるでしょう。
価格を調査する人の操作手順をロボットに登録すれば、ワンクリックで価格の調査が実行可能となります。
「初期投資、数十万〜数百万の壁…」
WinActorやUiPathなどのRPAパッケージソフトを導入するためには少なからず費用が発生します。
また、RPAソフトの操作方法を覚えるための学習コストも伴う事になります。
RPAソフトの導入は手段に過ぎず、目的を安価で達成するための方法を他にも模索する余地は十分にあるでしょう。
Web APIの活用
Web APIとは??
APIとは「Application Programming Interface(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)」の略語です。
かんたんに説明すると、「ソフトウェアの機能を共有する仕組み」であり、わざわざ1からプログラムを組む必要はありません。
楽天もWeb APIを提供しており、様々な商品情報をとてもかんたんに取得する事ができるようになります。
※ Web APIの利用は提供元が定める利用規定があるため利用する際は十分ご注意ください。
操作デモ
「12月なのでプリンターの価格情報取得(キャノン PIXUS TS3130BK)」
サンプルとしてキャノンのプリンターの価格取得のデモを用意しました。
約40以上の店舗から価格情報を取得して、最安価格や平均価格などがすぐに分かるようになります!
今回利用している、Google SpreadSheetから利用可能なGoogle Apps Scriptを利用すれば、
毎日特定の時間帯に価格情報を取得してメールでお知らせする事もかんたんに出来ます。
まとめ
- 自動化のための手段は柔軟に検討
- 特定の自動操作であればWeb APIが便利
- Google SpreadSheetと組み合わせるともっと便利
今回掲載の内容にてご相談があればお気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください!!